早春に向けたバスの釣り方 野池
早春(2月中旬)に向けたバスの釣り方、吊るしの釣り
早春×シャロー。限定された条件を満たしている野池とは?
- 山間部であること
- 水が比較的クリアであること
- 西風と北風をブロックできる地形で冷たい風をブロックしてくれる
こういった条件を満たしてる野池というのは、春の訪れという非常に早い。
そして、デカいバスっていうのは2月の中旬あたりから、ゆっくりシャローを目指して動き出します。
シャローで動き出した魚を見たときに何を投げりゃいいのか?
それが吊るしの釣りです。
吊るしでアプローチすることによって、今まで来なかった魚たちが面白いように口を使ってくれるようになる。
低水温でも動ける魚をしとめるには、どういった場所を攻めればいいか?
池の中でも必ずバスが寄りたいって思う場所が存在しないか。
立ち寄りたいスポットを見つけてあげなきゃいけない。
その時その時の状況によって変わってくるので何とも言えませんが、はっきりと言えることは、その池の中で一番良い地形をしている場所にあるカバー。
これが条件になっています。
レイダウンならばどこでも吊るしていいわけではない。
一番やっちゃいけない場所
足元
魚が沖から入ってくるのに対し、沖から一番遠い場所からやるのは、魚が一番来てくれる確率が低い。
人と魚があまりにも近すぎて気付かれてしまうこと。
次にもったいないアプローチ
投げて手前に引いてきてレイダウンの一番外側で誘う
沖から入ってくる場所にとって一番手前にあるから良さそうに見えるけど枝の外側。
何かあるところの中じゃなくて外で誘うとうのは、見切られやすい。
魚かルアーに夢中になりにくい。
ベストなアプローチ
レイダウンの枝の比較的手前で濃いところ
あくまで魚に見つけさせて、魚が近ければ近いだけレンジを下げていく。
魚が自ら探してパクッと食える。
そういった環境下で吊るしてあげる。
見たいと思って、のぞき込んでは絶対ダメ。
見えなくてもいいから出来るだけ距離を離すことが大事です。
2月の厳冬から3月の早春にかけて、いち早く動けてるような強い魚は
春に向けてカバーもしくはゴミだめに集まる
吊るしを極めていく中で絶対気をつけなきゃいけないこと
沈めたい時にベールを起こす
これをやっちゃダメです。
思ってるより落ちるスピードが早く落ちてしまって、魚が嫌がる。
- まず、指で引っ掛けてラインを張っている状態をつくってシェイクする。
- ちょっと沈めたい時はこの手を前に送り出すだけ
- レンジ上げたいときは、逆に引っ張ってきいけばいい
- 魚が食った時は、ラインをぐっと握ってフッキングに入る
- フッキングできたら手を離して、巻き取ってファイト続ける
ちょっとした誘いの糸が張る緩む。テンションで釣果に大きく差が出る。
おすすめルアー
エグダマタイプレベル
ビビビショット
ボトムアップKOSMO
吊るしのタックル
専用ロッド
- GA-70HS-ST Power Nose
ヘビーでソリッドティップのスピニングロッド
投げやすくシェイクもしやすい
ただの硬いロッドだと投げにくい
- ライン PEの1.5号(8本撚り)
- リーダー フロロ12ポンド
専門のタックルが絶対に必要になってくる。
最後に
吊るした状態で動かすシェイクの時間が大事です。
この釣りで美味しい思いをしていない人はシェイク時間が短い。
10秒15秒 少しシェイクしたら釣れないと思って回収してはダメ。
特に活性が上がりきらない低水温のタイミングで、ここだなと思う場所に入れたら最低30秒はきちんとシェイクを続けてあげてください。
30秒が一つの基準。
そうすると今までよりもバイトが確実に深く多く取れるようになってきます。
低水温期から早春にかけたカバーを使った最強の縦に止めてやる釣り。
もう吊るすっきゃないですね。