琵琶湖おかっぱり春、おすすめスポットとは?
琵琶湖のおかっぱり、春のスポットや釣り方を紹介。
バス釣りは季節によっていろいろなパターンがあります。
まず、春のバスの動きを知っておきましょう。
バスの動き
1つの場所でずっと釣りをするのではなく、いろんな場所を動き回って釣りする。
それをなぜかと言うとバスも動き回ってるから。
その要素
障害物につく習性
ストラクチャー、シェード、水温が変わったりへ流れがあったりと状態はいろいろ変わるので、過ごしやすい場所、外敵から身を守れる場所、餌を食べやすい場所を探して動き回っている。
バスが食べる餌
ベイトフィッシュ小魚であったり海老であったり、季節によって餌のいる場所を探し求めて動き回っている。
こういう要素を取り入れながら考えていくと、どの季節にどういう場所にバスがいるかがわかってくる。
紹介するのは、琵琶湖の南湖
琵琶湖大橋の南側
他の湖のすべての要素を一つに凝縮したような湖になっている。
- マディーウォーター
- ウィード
- 浚渫
はっきりとしたシーズナルパターンがあり、変化に富んだ場所ですごく面白い場所である。
春といえば産卵のシーズン
ここでオスとメスの行動の違いを知っておこう。
オスの行動
オスがコンタクトポイントに入り産卵に備えて餌を食べる。
その後、浅場へ向かい産卵場所の準備をする。
これは卵を産むための産卵場所、一般的にはネストまたスポーニングベッドと呼ばれる。
メスの行動
オスに遅れること1~2週間でメスがコンタクトポイントへ入り、オスと同じく餌を食べて体力をつける。
そしてオスの待つ浅場へと向かう。
スポーニング開始
この状態がペアリングやミッドスポーンと呼ばれている。
アフタースポーン
産卵が終わったメスは元の場所に戻り、失った体力の回復に努める。
一方、オスは外敵から卵を守るためその場にとどまる。
卵から稚魚へ子供を守り抜いたオスはようやく元の場所に戻り、体を休める。
基本的な春バスの行動パターン
一年間の中でもすっごい重要な時期だから、行動パターンを知っておくというのはすごく大切。
3mラインとか3m50cmぐらいの沖の漁礁に越冬しているバスは、水温の上昇とともにミオ筋を通ってどんどん浅いところに入ってくる。この時、水温の上昇っていうのはすごい重要。
漁礁に限らず岩盤などさまざまなハードボトムがバスの越冬場所ともなり、そこからアシに移動して産卵行動に移る。
大きいバスから産卵に入ると言われているので、アシで大きいバスが釣れれば産卵序盤と言える。産卵の進行具合というのを把握することができる。
アフタースポーンのバスは、終わった順にウィードに戻っていく。
一回ウィードに入って、自分の体調を整えてから夏の行動なりをしていく感じ。
つまりこのアシ前のウィードっていうのは、プリスポーンの魚とアフタースポーンの魚というのが混在している時期である。
だからおかっぱりで春先に狙う場合というのは、こういったアシとかウイードパッチを狙ってもらえれば、すごい良い釣果に結びつく。
おすすめ春のポイント
①旧アングラーズイン前
冬場によく吹く北風を遮るワンド
アシが散乱していて、手前には捨て石もいっぱいあって、産卵に適したポイント
アシのすぐ沖にはウィードパットもある
【最適なルアー】
- ラバージグ
- テキサスリグ
- スピナーベイト
- ダウンショットリグ
②大宮川 河口
ワンドの奥にアシがあって、一旦バスが止まれるようなウィードががある。
【最適なルアー】
- ダウンショット
- サスペンドミノー(リップ短め)
- ノーシンカー(ゆっくり動かしたい)
- ゲイリーの4インチセンコー
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③浮御堂
岸際はアシがあり、捨て石も入っている。
漁港近くにあり、冬場にそこです過ごしたバスが、春先にこういうところにでてきて産卵を行う。
④木浜5号水路
ワンドの中に面していて水門もあり、アシの中で産卵をしているバスが非常に多い
【最適なルアー】
- スピナーベイト
- シャロークランク(50cm潜らないタイプ)
- フォローでノーシンカーワーム
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春の攻略法
14g ぐらいのスピナーベイト
竿の長さが6.6ft
アシを狙うのでラインは少し太めの12ポンドぐらいを使用
春先のアシは枯れて水面ギリギリまで無くなっているので、そういったところをスピナーベイトを通す。
後は護岸沿ってゆっくり巻く。
出来るだけ広範囲に探りたいので斜めにキャストするといい。
春はショートバイトになることが多いので、スピナーベイトにトレーラーフックを付けるといい。
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水門の前はミオ筋になってちょっと深く掘れているので要チェック。
春のまとめ
- 産卵シーズン
- 産卵に適したアシ、ウィードを探すこと
- 春がどこまで進んでいるか判断すること
3月、だんだん暖かくなって釣りに行きやすいシーズンとなってきました。
春は大きいバスが釣れやすい時期でもあるので、琵琶湖へビックバスを狙いに行きましょう!!