早春のホバスト。バスフィッシングに欠かせない釣り方
ホバストを始めたい方、慣れていない方必見 !
ホバストの基礎知識を解説
ミドストとホバストの違い
ミドスト・・・レンジが定まらないとき、ジグヘッドで中層シェイクして泳がせる
ホバスト・・・ちょっと浮いてきてるなと感じたとき、ゆっくり一点を攻める
特徴
ホバストはジグヘッドの針だけどジグヘットじゃない。
オモリがついていないジグヘットの針部分だけを使う。
オモリはネイルシンカーを入れている。
今ではこのような針が専用で販売されている。
開発の経緯
ジグヘッドで一番軽いのは0.6g。
それよりも軽いのが作りたいってことでオモリを削ってできたもの。
重たい物を付けてもいいが、0.6gより軽いネイルシンカーを入れて使用するのがホバストとなる。
ジグヘッドの0.6gより軽いので、ゆっくりじっくり攻めることができる
ホバストにおすすめのワーム
RAID JAPAN フィッシュローラー 3インチ
JACKALL ドリフトフライ 3インチ
ネイルシンカーは0.3gや0.45gのように軽いものを使うので飛距離が出ない、扱いづらい。
フィッシュローラーはボリュームを持たせることで、飛距離が出せる。
小さいワームだと操作感が失われてしまうが、ワーム自体の厚みがあり、顔の部分には水を受ける部分もあり、体積があるからこそ浮力を大きく取れている。
セッティング方法
ホバスト専用フックを使用します。
針のサイズは2番
- フィッシュローラーは頭の部分に凹みがあるので、そこからフックを刺していきます。
- 2つ穴があるので、後ろに付けるほど頭に水を受けるので、より抵抗感が強くなります。ホバストが不慣れな人は後ろ側に刺すことをおすすめします。
- 凹みから薄く、まっすぐ刺していきます。
- これだけだとノーシンカーで沈まないので、ホバリングさせたい(ゆっくり沈ませたい)のでネイルシンカーを刺し込みます。
- あご下の凹みからセンターに添わして真っ直ぐ水平に、低重心になるように刺し込みます。
ウエイトは一番使いやすいのが0.45g
風が強い時は0.6g 無風で軽くて0.3g
あまり重たいものを付けるとホバスト感がなくなりミドスト(ジグヘット)になってしまう。
※浮力の大きい4インチサイズのワームであれば0.9gぐらいまで使う。
冬から早春にかけてバスの居場所
冬でも浮いている魚はいる。
縦ストラクチャーのあるところで、表水温が温まっているとそこにサスペンドしていることがある。
その中で中層までゆっくりフォールさせて誘えるのがホバストのいいところ。
サスペンドシャッドのような止めて釣る釣りもあるが、さらにゆっくり、ワームのソフトな微波動で釣れるのが冬の欠かせない釣りになる。
ホバストの出しどころ
基本的にはバスが浮いていそうなサスペンドする場所。
『縦ストラクチャー』
岩盤、護岸際、杭、ティンバーなど
低水温期でスローな魚をゆっくり誘える。
アクション
ロールさせなきゃと思うと難しくなるので、細かくシェイクして糸を弾きすぎないように、ラインスラッグを軽く弾くイメージでやってみてください。
いかに、移動距離を抑えてアクションさせるかが重要となります。
とにかくゆっくりシェイクすることを考えてやってください。
究極は糸ふけをゆ~っくり巻いてくるだけでもいい。
スローに動かくすことを心掛けて、狙いのレンジに入れることを意識しましょう。
タックルセッティング
ロッド
極力やらかい竿、ULクラスが理想です。しなやかなLでもいい。
レングスは短めの方が扱いやすい(6フィート前後)
上下にアクションさせる釣りなのでできれば棒状のものよりもソリッドティップ
たるんだ糸を上に弾くイメージで使いたい。
硬い竿でやると一点にとどまらせにくい。
ティップがしなやかに曲がってくれる方がアクションさせやすいです。
おすすめ
GLADIATOR MAXIMUM GX-61ULS-ST [MAXX FIXER]
リール
HGであればOK
ライン
不慣れな人はフロロをおすすめしたい。
糸の重さがあるので操作しやすいが、PEだと糸が軽すぎて操作しずらい。
糸のの重みでたるませやすいためである。
4lbぐらいが重みもあってやりやすい。
慣れてきたらPE。
高比重PEの0.4号 リーダーは1.2号あたりがおすすめ。
深いレンジを引きたいときはフロロ。
浅いレンジはPEの方が使いやすいので、使い分けてもいい。
最後に
最近、流行りのスト系の釣り。
浮いている魚、タフな魚に強いので、まだやったことない人は参考にしてみてください。