バスのキャッチ率を上げるフッキングのコツ
フッキングのコツ
バス釣り初心者がやってしまいがちなダメなフッキング。
今までバラしてしまっていた魚のキャッチ率を上げるため、フッキングのコツを紹介します。ぜひ参考にしてください。
力いっぱい合わせてるだけみたいな人をよく見ますが、それは間違いです。
一番フッキングで何が大事なのか。(テキサスリグなどの話)
※巻物はむこう合わせでかかってしまうので別。
下手くそなフッキングとは?
食った瞬間竿を下げてすぐ上げる人。
何か駄目かと言うと、ロッドを上げた状態でアタリを感じたとします。
その後、一旦ロッドを下げるのはいいんですが、その後すぐアワセをやってしまって、ラインを送れてないんです。
フッキングするために助走をつけているだけで、意味のないフッキングとなっている。
ラインはゆっくり引っ張ればなかなか切れないけど、瞬間的な力をかけたら、結構簡単に切れちゃいます。それを自らフッキングで起こしてる。これがアワセ切れになる原因です。
上手いフッキングとは?
緩めてラインを送った後(しっかり魚に食い込ませて反転するのを待ちます)
ラインスラッグを取ります。
糸の弛みが取れるまで巻き取って、魚の重みがのってから、そのまま巻きながらアワセる。
素早くバチッと叩くのではなく、長いストロークでグーンと引く感じで。
間違った知識
フッキングで一発で上あごを貫通させるって言う人がいますが、デカいバスは骨が固すぎて貫通しません。
釣り上げた時に貫通してるのは、フックングで貫通したのではなく、バスとアングラーが引っ張りあってぐいぐい貫通するっていうイメージです。
一発で貫通させようと思うとラインが切れるか、ブックがダメになるかどっちか。
大事なのは初期掛かり。
水深でフッキングの角度が変わる。
- 深いところは上にアワセます。
- 浅いところは横にアワセます。
さらに言うとロッドの硬さが違うので
どこで一番パワーが出るのかも考えておく必要があります。
ライン種類別の特性
ラインは伸びます。
- PEラインは1%未満
1mの長さで伸びるのは1cm未満
- フロロカーボンラインは10%
1mで10cm伸びるということです。
例えば30mキャストしたら3mも伸びるわけです
3mも伸びたらたるんだままでダメなフッキングしたら、のりません。
- ナイロンはなんと30%も伸びます
30m投げたら9mも伸びるんですよ
点でアワセるのではなく、線でアワセるイメージです。
おさらい
- 当たりを感じる
- ロッドを下げてラインを(たるませ)送る(一呼吸置く)
- すぐアワセるのではなく、魚の重みを感じるまで巻く
- 巻ながらバチッではなく、グーンと線でアワセる。
これで今までばらしていた魚をキャッチできることになると思います。
最後までご覧いただき有難うございました。